エンゲージメントを高める力を測定するジョブ・クラフティング適性検査 Q1
「のめり込み」を意味するエンゲージメント。働くことへのエンゲージメントを高めることで、集中力や生産性が向上し、離職意識も低下することが明らかになっています。この検査では、エンゲージメントを「自ら」高められる人材を測定。エンゲージメント向上のカギを握る、「ジョブ・クラフティング(=仕事に工夫を加える力)」に着目し、仕事への取り組み方や没頭しやすい仕事の種類を導き出します。
Q1のしくみ
ジョブ・クラフティングと
エンゲージメントの関係
働くことへののめり込みを表す「ワーク・エンゲージメント」は、会社や組織へののめり込み(エンプロイー・エンゲージメント)と、仕事へののめり込み(ジョブ・エンゲージメント)によって構成されます。それぞれのエンゲージメントが高いほど、働くことへののめり込みが高まるとされ、Q1はこの「ジョブ・エンゲージメント」に着目した検査です。
仕事への取り組み方・考え方を積極的・消極的の2つの側面から分析し、エンゲージメント状態を自ら高められる人材かどうかを測定。積極的にクラフティングできる人材かどうか、また、どのような仕事にのめり込むかを測定することで、今後の人材育成や、配置・配属の参考情報としても役立てられます。
Model
Strategy
ジョブ・クラフティングは、仕事に工夫を加える力のこと。例えば、アサインされた仕事や課題を解決するために仕事のプロセスに工夫を加えたり、周りの人を巻き込んで仕事をつくり変えていく、ミッションの意義を自分なりに捉え直してみる、というような行動です。
積極的なジョブ・クラフティングができる人は、日々の小さな業務においても自らやりがいをつくり出し、働くことへのエンゲージメントを高めることができます。同時に、ジョブ・クラフティングはストレスマネジメントにも効果があることが明らかになっており、ストレスに強く、自らエンゲージメントを高められる人材の見極めに役立ちます。
Q1でできること
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仕事への取り組み方が
積極的であるかを
確認します仕事に対してどのような創意工夫ができるか、周囲と関係を築くことができるかを測定します。
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のめり込みやすい
仕事を見極めます個人⇔集団」「定型⇔非定型」の視点から、その人が没頭しやすい仕事を導き出します。
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ネガティブな結果を
引き起こす要因が
わかります周囲が見えなくなる、最終的には燃え尽きてしまうなど、ネガティブな結果を引き起こすパーソナリティ要因も同時に測定します。
概要
- 用途
- 新卒採用/キャリア採用の見極め、内定者フォロー、人材要件策定、人事評価、配置転換 ほか
- 検査時間
- 10分