導入事例
『i-web』×『TG-WEB』の相乗効果で、学生に寄り添った採用活動へ


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パラマウントベッド株式会社 人事部 採用チーム 笠本 達矢 様
2011年新卒入社。東京支店に配属となり、東京23区の医療機関や高齢者施設向け営業に計11年従事。日々お客様や社内のメンバーと向き合う中で、「パラマウントベッドの魅力や強みを、より多くの人々に伝えたい」という想いが高まり、自ら希望して人事部へ異動。現在は採用チームのリーダーとして、新卒・中途採用の設計から運用までを一手に担う。
Info
| 業種 | 製造業 |
|---|---|
| 従業員数 | グループ連結4,360名(2025年3月31日時点) |
導入した適性検査
コーピング適性検査
コンピテンシー適性検査
ベーシックパーソナリティ適性検査
判断推理力検査他社と併用していた適性検査を『TG-WEB』に1本化
―まずは貴社の事業内容や特徴についてご紹介いただけますか。
当社は1947年創業の医療用ベッド専業メーカーとしてスタートしました。その後、高齢化の進展により介護領域にも参入し、国内における医療・介護用ベッドのシェアはトップクラスです。現在は医療事業、介護事業、健康事業の3事業を展開し、医療や介護を必要とする方に限らず、健康事業では、広く「睡眠」を軸とした商品・サービスも提供しています。
―貴社は長年にわたり『TG-WEB』と他社の適性検査を併用してきたとうかがっています。複数の適性検査を併用していた理由や活用方法をお聞かせください。
当社はこれまで他社の適性検査を導入し、個人特性や適性職種など、面接では確認しにくい内容を選考時の参考情報として活用してきました。その後、2008シーズンから選考管理システム『i-web』を導入し、他社の適性検査と『TG-WEB』を併用する体制になりました。ただし、複数の適性検査を選考フローに組み込むことで、学生の皆さんに過度な負担がかかり、当社内でも「運営工数の増加や業務の煩雑化」といった課題が生じました。実際、『i-web』へ適性検査の結果を反映する際には、他社検査の結果を都度手入力する必要がありました。
また、選考フローが複雑であることも問題でした。当時は、エントリーシート提出時に『TG-WEB』のベーシックパーソナリティ適性検査と判断推理力検査を実施し、その後、他社の適性検査を行い、合否判定の上、面接実施という流れとしていました。こうした面接に至るまでの複雑なフローをシンプルにしたいという希望から、適性検査の一本化と選考フローの効率化を検討しました。
―適性検査を見直す際、どのような検討をされましたか。
これまで長く利用してきた他社の適性検査も分かりやすい指標で効果的に使う事が出来ていましたが、「学生負担の軽減」と「業務効率化」を実現する為に、i-webとのシステム連携が行える事、回答者の負担が大きすぎない事、当社が求める人物像に合わせた情報が得られる事を重視して、選定を進めました。
―ヒューマネージ社からはどのような提案がありましたか。
まず、従来通り適性検査を継続実施し、学生のパーソナリティや論理的思考力を評価すること。加えて、当社が求める「チャレンジ意欲の高さと行動力」を確認するため、コンピテンシー適性検査『A8』とコーピング適性検査『G9』の追加を提案されました。
また、この時期ヒューマネージ社主催のセミナーへ参加し、コンピテンシーへの理解が深まったことも大きかったです。コンピテンシーは「成果を生み出す行動を起こす力」を指し、学生本人の考えや行動を多角的に分析し成果へ結び付ける力があるかを判断する『A8』、ストレス発生時の対処方法や考え方を評価する『G9』の組み合わせにより、当社が求める人物像に合致するかを確認できると考えました。こうして他社の適性検査を終了し、2026シーズンから『TG-WEB』へ一本化しました。
業務効率が大幅に上昇し、学生の負担も軽減
―2026シーズンから『TG-WEB』に一本化したとのことですが、実際に利用してどのような所感をお持ちですか。
当社が使用する採用管理システム『i-web』と『TG-WEB』は連携しており、運用面でのメリットが大きいです。適性検査のURL発行や、受検者一人ひとりの結果を『i-web』へ取り込むなど、従来手作業だった部分がすべて自動化されました。これにより、業務効率が大きく向上しました。適性検査から、一次面接の案内まで一連の流れを『i-web』で完結できるため、業務の円滑化に加え、選考期間も前シーズンより1週間ほど短縮できています。
―採用管理システムとの連携によって、業務効率化と選考スリム化が実現したのですね。
もともと「複雑な選考フローの効率化」を希望していましたが、想定以上の効果がありました。学生にとっても、マイページ登録からエントリーシート提出・適性検査受検、その後の選考まで、一連の流れがスムーズになっています。
―従来の適性検査に『A8』『G9』を組み合わせたとのことですが、精度はどの程度向上しましたか。
2026シーズンに一本化したばかりのため、現在はヒューマネージ社の担当者と共に、当社に合致する指標を模索しています。まずは2026シーズンの結果から検査項目などのカスタマイズを進めていく予定です。
学生と企業が良いマッチングとなるために、『i-web』×『TG-WEB』の活用を
―適性検査の導入や実施後の指標づくりには、提供会社のサポートが重要だと感じますが、ヒューマネージ社のサポートについてはいかがでしょうか。
まず、依頼や要望への対応が非常に迅速です。何かあればフットワーク軽く来社してくださり、対面でサポートいただける点は助かっています。先日は「複数の検査結果やエントリーシートを帳票印刷すると、複数用紙にまたがってしまい、面接官が結果を把握しにくい」と相談したところ、帳票のカスタマイズ提案をいただきました。
具体的には「適性検査の結果を抜粋してはどうか」というご提案で、表面にエントリーシート、裏面に検査結果を出力することで1枚にまとめる案でした。
―1枚の用紙両面への出力によって、面接時の確認が効果的になったのですね。
面接官は常にエントリーシートや適性検査結果を見ているわけではなく、学生との対話の中で適宜参照し、「この学生はこういう特性があるのかもしれない」「この点に強みが発揮できるかもしれない」といった気づきを得ています。面接官は直感的に適性検査結果を参考にすることが多いため、資料はわかりやすく整理されていることが重要です。ヒューマネージ社担当者は、こうした思いを汲み取り、きめ細かなアドバイスをしてくれました。
―今後、『TG-WEB』をどのように活用していきたいとお考えですか。
先述の通り、まずは2026シーズンの検査結果から「当社の傾向」を把握し、より当社に合致する検査内容へブラッシュアップしたいと考えています。また、分析結果を踏まえてカスタマイズ帳票で抜粋する項目も変更していく予定です。
今後、就職活動でのAI活用などが増えてくると、書類上から「その人らしさ」を汲み取っていくことが難しくなるかもしれません。
その為、当社では面接を通じた対話を重視しています。『i-web』との連携で、効率的な採用フローを構築する事で、学生と向き合う時間を増やしていきたいと考えています。その際に、『TG-WEB』を活用することで、「この方のもっと良い所はないか」「特性が当社とマッチングしているか」など、一人一人の良い所を引き出し、寄り添った採用活動を行っていきたいと考えています。そのためにも、ヒューマネージ社の担当者に相談しながら『TG-WEB』を更に有効活用していきたいと考えています。





