導入事例
[組み合わせ事例]
ストレス対処力にプラス!早期離職防止に最適な見極めの視点とは
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この記事を書いた人:適性検査『TG-WEB』 営業担当
本記事では、適性検査『TG-WEB』の営業担当より、検査の組み合わせ事例をご紹介。『TG-WEB』をすでにご利用いただいているお客様はもちろん、ご利用を検討中の皆さまにも、活用イメージを思い浮かべていただけるようお届けしてきます。
多くの企業で頭を抱える早期離職の問題
人材の流動化が激しくなり、多くの企業で若手人材をはじめとする早期離職の問題が深刻化しています。採用選考においては、入社後の定着・活躍を見据えた視点が重要です。
そこで近年注目されているのが、「ストレス対処力」の視点です。ストレス対処力とは、ストレスのある状況にさらされたときに、我慢したり逃避したりするのではなく、行動や考え方を変えることで、ストレスの原因を対処・解決する力のことを指します。「問題解決に向けて情報収集ができるか」「計画が立てられるか」「周りに援助を求めることができるか」など、多角的な視点からストレス対処力を測定することで、仕事を進める上で困難にぶつかった場合でも、自ら対処し、自社で長く活躍してくれる人材の採用につながります。
『G9』と『Q1』の組み合わせでさらに効果的に
TG-WEBのコーピング適性検査『G9』は、「ストレス対処力」を測定するための検査です。ストレスを対処するためにどのように行動できるか、ストレスを受けたときに回復する力を持っているかを測定し、辞めない人材の見極めをサポートします。
さらにストレスマネジメントを強化するために、コーピング適性検査『G9』との組み合わせが効果的なのが、ジョブ・クラフティング適性検査『Q1』です。
ジョブ・クラフティングとは「仕事に工夫を加える力」のことで、ジョブ・クラフティングが高い人材は、働くことへのエンゲージメント(のめり込み)を自ら高められることが明らかになっています。新しい仕事や課題に直面したとき、ストレスフルな状況だと感じたときには「ストレス対処力」が、チャンス・チャレンジであると感じたときには「ジョブ・クラフティング」が発揮されます。不確実な困難がぶつかることも多い時代、これからの組織においては、この両方を持ち合わせていることが重要であると言えます(下図)。
マイナスをゼロに、ゼロをプラスに
このように、ストレス対処力は、マイナスになった状態をゼロに戻すための力であり、ジョブ・クラフティングはゼロの状態をプラスに引き上げるための力と言えます。離職に大きな影響のある「ストレス対処力」に、よりいきいきと働くための「エンゲージメント」の視点を組み合わせることで、難しい物事に直面したときにも、ストレスをため込まず、それを成⻑の機会ととらえることができる人材を見極めることができるようになります。
コーピング適性検査『G9』、ジョブ・クラフティング適性検査『Q1』の実施後は、受検者本人向けのフィードバックシートや配属先上司向け報告書も付属しているため、内定者フォローや入社後のオンボーディング、育成にも活用することができます。心の健康とエンゲージメントの向上を両立し、よりいきいきと働くことができる人材を見極めることで、組織のさらなる強化につながっていくでしょう。
TG-WEBの豊富なラインナップを組み合わせ、自社の求める人物像や採用課題にフィットする人材の採用を実践いただければ幸いです。