導入事例

AI監視型Webテストで、利便性と公平性を両立。
日本テレビが「TG-WEB eye」を導入した理由

日本テレビ放送網株式会社
人事局人事部 主任 御崎 芳仁 様

大学院卒業後の2005年4月、日本テレビ放送網株式会社に入社。技術統括局にて、テレビ放送の安全運行やシステム構築などの「マスター業務」を担当。放送統括を担うマスターディレクターを務めたのち、2018年6月より人事部へ異動。2021年度新卒採用では採用チーフとして様々な改革を実施する。現在はチーフ経験を活かし、新卒採⽤のほか社員の育成、⼈事制度改⾰なども担当する。
※所属・内容は取材当時のものです

クライアント情報

業種 情報・通信業
従業員数 約1,300名

課題

「テレビを超えろ。」というメッセージを掲げ、動画配信事業などテレビの枠を超えた多角的な事業を展開している日本テレビ放送網株式会社。毎年非常にたくさんの学生からエントリーを受けている同社では、10年ほど前からWeb適性検査を実施してきましたが、課題となっていたのが「公平性を保つ難しさ」でした。

導入

活用ツール

オンライン監視型WEBテストオンライン監視型WEBテスト

成果

    • カンニングなどの不正の抑止
    • 公平性の確保
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STORY 1

Webテストの公平性を高めるため、導入を検討

ーまず、これまでに行われてきた適性検査の方法と、その中で感じていた課題についてお聞かせください。
当社では、エントリー前の段階で、自宅のパソコン等を使って受けられるWebテスト形式の適性検査を実施してきました。このWebテストの結果は、一次選考で使うだけでなく、その後の最終選考まで参考にする重要なものです。しかしWebテストは、応募者が手軽に受けられるメリットの半面、不正受検を防ぐことが難しく、いかに公平性を守るかが課題となっていました。ちなみに当社は10年ほど前からWeb適性検査を行っており、今後は蓄積された膨大な受検データを入社後のハイパフォーマー分析にも応用したいとも考えています。こうした戦略も含め、Webテストの精度を高めることは日本テレビの人材戦略上、大きなミッションとなっていました。

ーTG-WEB eyeの第一印象はいかがでしたか。
不正を防ぎテストの公平性を高めるという意味では、特定の会場で受検してもらうテストセンター方式が有効だと思います。しかしテストセンター方式はコストが高いことに加え、受検できる場所と時間が限られるため、スケジュールが合わず受検できない学生も出てきてしまいます。ところがTG-WEB eye を使えば、Webテスト中に受検者をパソコンのカメラとAIで自動監視し、テストセンターに近いかたちで不正を抑止することができます。「公平性の確保」と「場所・時間を問わず受検できるWebテストならではの利便性」という2点において、TG-WEB eyeは最良のツールであると考えました。

Webテストの公平性を高めるため、導入を検討
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STORY 2

導入の決め手は「不正を抑止する」システムの効果

ーTG-WEB eyeを導入するにあたって、不安な点などはありましたか?
カメラで監視されることに抵抗を感じる学生もいるのではないか、という懸念が当初少しありましたが、新型コロナウイルス流行以来、パソコンのカメラを使ったオンライン授業やオンライン面接は十分普及しています。コロナ禍以前であれば導入が難しかったかもしれませんが、今はTG-WEB eyeを使用していただける土壌が整ったと思います。ちなみに私も試しに受検してみたのですが、カメラを意識したのは最初だけで、問題を必死に解くうちにすぐカメラの存在は忘れてしまいました。

ーTG-WEB eye導入の決め手をお聞かせください。
TG-WEB eyeを導入する最大の利点は、「不正を検知する」こと以上に、「不正を抑止する」ことだと考えています。私たちは不正受検者を見つけて落としたいわけではなく、受検者全員に各自の本来の能力を発揮していただくことを願っています。その目的を達成する上で、TG-WEB eyeは現在のところほとんど唯一のツールと言っていいと思います。さらに、当社ではヒューマネージ社の適性検査『TG-WEB』はもちろん、採用管理システム『i-web』についても長年利用しており、毎年の採用活動の分析や課題抽出も親身にサポートしていただいています。同社のサポートに対する信頼と期待も込めて、今回TG-WEB eyeを導入することを決定しました。

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STORY 3

適性検査の結果を分析し、採用・育成に活かしたい

ーTG-WEB eyeを導入してみてのご感想はいかがですか?
今はまだ試験運用を始めたばかりなので、導入による効果を分析できるのはもう少し先になると思います。現在のところ大きなトラブル報告もなく、学生の皆さんにはスムーズに受検いただいていますし、例年と比べて受検者数が大きく減少している様子はありません。多くの学生にとって、AIやカメラに対する抵抗感はさほど大きくなかったようで、ほっとしています。

ーTG-WEB eyeに期待することや、今後の貴社の採用や応募者の見極めをどのようにしていきたいか、展望をお聞かせください。
TG-WEB eyeを導入することで、適性検査の精度がさらに向上することに期待しています。先ほども申し上げた通り、適性検査については過去の受検者・内定者の統計的なデータがそろいつつあります。今後はこのデータをもとに適性検査と入社後の評価との関連を調査し、採用やその後の育成に役立てていきたいと考えています。

適性検査の結果を分析し、採用・育成に活かしたい

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